『アメトーク』観覧レポ
（2005.3.10収録、2005.3.14ＯＡ）
ゲスト・・・アンタッチャブル、品川庄司
まさか、まさかの「撮って出し」。↑の収録日を見ていただければわかると思いますが、要するに、関東での次回予告OA時（3月7日）は、まだ収録前だった、というわけ（笑）。
ゲストのヒントが、「若手芸人ツートップ」ということだったので、「アンタッチャブルが来るのかなぁ」と収録前に友達に言ったら、「でも、来週、品川庄司とゲストでしょ？」「そうか・・・今日撮ったら、OAは４月だと思うけど、そんなにすぐに出る、ってことはないか・・・。じゃあ、誰だろう。」と思っていたら、本番が始まって、蛍原さんの「アンタッチャブルと品川庄司！」の声に、「え！？今日収録なの！？」と、本当にビックリしたのでした。
そんなわけで、観覧レポです。
オープニングトーク
「もうすぐ誕生日なんですけども。」と宮迫さん。客席から拍手。すると、「自分の誕生日を誰にも祝ってもらったことがない。」と言い出しまして。「え？それは、家族以外で、ってこと？」と蛍原さんが言うと、宮迫さん、「家族にも祝ってもらったこと、ないですよ」。
小さいころ、おばあちゃん子だった宮迫さん。そのおばあちゃんが、そういう「誕生日」みたいなものには無関心だったらしく。それで、祝ってもらったことがなかったんだそうで。
なので、誕生会的なことに憧れる、という宮迫さん。「でも、後輩とかがやってくれないのは、お前が嫌がるからやろ？」と蛍原さん。確かに照れくさいから、なんとなくイヤなんだけど、でも、やってくれるとしたら、と、宮迫さんが描く、「理想の誕生会像」を。
とりあえず、「いいからちょっとこっちへ」とかなんとか言われながら、その「会場」まで連れて行かれる宮迫さん。そして、その場所へ行くと、真っ暗な部屋がパッと明るくなり、「パパンパンパン！！！」とクラッカーが鳴り、「おめでとうございま〜〜〜〜す！！！」。そして宮迫さん、驚いたような表情の後、すべてを理解したという感じで、「もぉ〜〜〜。なんやね〜〜〜ん」･････となるのが理想なんだとか（笑）。すると、そこまで聞き終わった蛍原さん、「それ、どんなVシネマやねん（笑）。」
「お前はそんなのないの？」と宮迫さんが聞くと、「うん・・・・まぁ、ありますねぇ。」
「どんなの？」と聞いた宮迫さんに、「だから、「とりあえず来てください」って言われんねん。で、「その場所に着く10分くらい前に電話下さい」って言われて・・・・」とここまで蛍原さんが話をすると、「「パパンパンパン！！」って、クラッカー鳴って、「おめでとうございま〜〜す！」とかなんの？」と話に入り込んだ宮迫さん。蛍「まぁ、「パパンパンパン」はないけども･･･。」宮「その細い目して、「もぉ〜〜〜。なんやね〜〜〜ん（感じは↑の宮迫さんのときと同じ感じ･笑）。」ってなんの？」蛍「「細い目」は余計や。細くてもちゃんと見えてんねん。」宮「クラッカーもサラサラした感じなんでしょ？」蛍「「クラッカーがサラサラした感じ」？」宮「「パンッ！サラ〜〜〜」みたいなクラッカーなんやろ？」蛍「（笑）。」
撮って出しの理由
昨年の９月に観覧に行った『ミドル３（携帯メールで、その場で出演者を集めよう、というのをやった回）』も、木曜日収録、火曜日OAという、ある意味「撮って出し」だったのですが、今回は、私が観覧に行った中での、収録からOAまでの期間最短記録でした（笑）。
実は、収録の中で、品川さんがその理由を発表していまして。
OAをご覧になった方ならわかると思いますが、４月から、『アメトーク』の真裏で新番組が始まるアンタッチャブル。つまり、４月になると、同じ時間帯に別の局で、同じタレントさんは出られない、という「大人の事情」のため、『アメトーク』にアンタッチャブルが出演できなくなるわけです。なんで、その前にどうしても出さなきゃいけないっていう、「アンタッチャブル側の事情により（＠品川さん）」、こんなに急な収録→OAになった、というわけ。
･･･という話を、品川さんがちょっとキレ気味に話したときも、「金曜８時に『アメトーク』が移ると思ってた」ってアンタッチャブルは言ってました。「夜８時に、メガネばっかり呼んだトーク番組なんかできへんやろ（笑）。」（ｂｙ宮迫さん）
ハプニング
オープニングの立ちトークが終わったあと、ゲストと雨上がりさんが席につく間の時間を使って、出演者に見えるようなモニターが用意されます。で、改めて、「それでは、最初のテーマはこちら！」という蛍原さんの振りで、そのモニターに、OAで映るのと同じ画面が出て、トークテーマが発表され、それを蛍原さんが読んでトークスタート、というのが流れなんですが、１つ目のテーマのとき、その画面がモニターに出なかったんですね。画面を出す機械の調子が悪かったのではなく、モニターの調子が悪かったかららしいのですが、それでちょっとスタッフがバタバタしたんです。
しばらく待ってもモニターに出ないトークテーマ。すると、宮迫さんが、それが出るのを促すように、「ズンッ♪」とアタック音のような一言を。･･･それでも出ない画面。しばらくしてまた宮迫さん、「ズンッ♪」。････････それでも出ない画面。すると、真っ暗な画面を見ながら宮迫さん、「･･･今回のテーマは「闇」。２組の心の闇について語ってもらいましょう。」と独り言のようにテーマ発表（笑）。･･･そんなテーマ、ヤだよう（爆）。
結局、最後までモニターの調子はよくならず、ディレクターさんのカンペによりトークテーマの発表はされていったのでした。
お互いの嫌いなところ
このテーマの中で出て来たお話の中で、補足的なお話を。
･裏では品川「くん」で、テレビに出ると「さん」になる、と暴露されたアンタッチャブル･柴田さん。「表と裏で変えるのはよくない」と雨上がりさんにも突っ込まれた柴田さん、「じゃあ、裏でもこれからは「さん」で呼びますよ」。・・そっち？（笑）。
･「テレ朝っ子」の流れの中で。アンタッチャブルが、テレ朝のスタッフと仲良さげに挨拶をするのがうらやましい、と言った品川庄司のお２人。もう１つうらやましいと思った出来事があったそうで。それは、庄司さんがトイレに行こうと思ったときのこと。あまり局内を知らない庄司さん、「トイレどこかなぁ」と探していると、ヒョイっと現れた山崎さんに、「あ。トイレならすぐそこにありますよ」。・・・つまり、庄司さん的には、「テレ朝のトイレの場所まで知り尽くしている！」というのが、すごい、というかうらやましかったんだそうです。
子供好きアンタッチャブル
「相方のいい所サドンデス」で、相方柴田さんを「子供好きです」と言い、加護ちゃんのファンだということを暴露した山崎さん。OAではカットされていましたが、話の最後で、「僕は、辻ちゃんが好きです」って言ってました（笑）。
楽屋での品川さん
最後の方で、「実はアンタッチャブルと品川さんは仲がいい」という流れの中で、いつもアンタッチャブルの楽屋に品川さんが遊びに来る、という話をしていましたが、これ、実はもうちょっとお話があるんです。
どこの話の流れでかはちょっと忘れてしまったのですが、品川さんが、「僕は、アンタッチャブルの番組をいつも見ていて、その後に仕事で会うと、必ずその感想をアンタッチャブルに言いに行くのに、アンタッチャブルが、品川庄司の番組の感想を僕に言ってくれたことが１度もない」とグチを言ったんですね。
それに関して、アンタッチャブルが反論したわけなんですけども。彼らの言うには、品川さんが「ふぅ〜〜っ・・・」とため息をつきながら入ってきた後は、品川さん自身の反省点や、自分にあった出来事をずーーーーっとしゃべってるんだそうです（笑）。
なんで、アンチャッタブルの感想も何も、自分で全部言っちゃうから、話す隙がないんだ、というのがアンタッチャブルの言い分。
「まぁ、そこが「がっつき過ぎ」ということにつながるんですけどね」と上手いまとめをしたアンタッチャブルでした。
品川さん、「使える」人は、相方を使って決める
同様の話の流れの中で。なぜ、品川さんがアンタッチャブルを「使える」と思ったか、というお話。
品川さんが、それを量る指標に使うのが、「庄司なんて死んじゃえばいいのに」という一言。もちろん冗談なわけですが、そう品川さんが言ったときに、相手がどう反応するかで、「使える」「使えない」というのを決めるんだそう。
品川さん的には、そこで、あまりマジメに「そんなこと言ったらいけない」と返されるのも嫌だし、あまり軽々しく、「そんなぁ〜〜」みたいな返しも嫌だと。
その辺の微妙な品川さんの「ツボ」に入ってきてくれた人が、品川さんの「使える」人で、そこにドンピシャでハマったのが山崎さんだったんだそうです。
ちなみに、あるお酒の席で、宮迫さんにそれをやってみた品川さん。すると宮迫さんは、ものすごくマジメに、「お前な、そんなこと言うたらアカン。」と返したんだそうな。そしてさらに、「俺はな、１番愛しているのは相方や。」みたいなことを言ったんだそう（笑）。それを聞いた蛍原さん、「気持ち悪っ」。
リトルミドル３
アンタッチャブル、品川庄司で作ったら？宮迫さんに言われたこのユニット。
もう１人誰かを入れるとしたら、ということで最初に名前が上がったビビる大木さんは、世代的にもこの２組と同じくらいなんだそうです。
その流れで、「大木君はすごい」と品川さん。「ナベプロがゲストに来たときのやつを見てたんですけど、その時の大木君の振る舞いに感動した」と。最初は、ものすごい自分の立ち位置を模索していた感じがあったんだけども、途中からちゃんと自分の位置を見つけて、そこでおもしろく振る舞えていたのがすごいと。「自分もああなりたいな、って思いました」。
一通り話を聞き終わった宮迫さん、「『ミドル』はいらんやん。『リトル３』とかでええやん（笑）」と言い出しまして。すかさず、「いやいや。そこは『ミドル』っていうのを入れて、雨上がりさんとかにあやかりたいじゃないですか」と「媚」を売ったアンタッチャブル。･･･ホント、そういうのは得意だなぁと思ったのでした（笑）。
最後に
まぁ、収録がOAと近かったんで、結構覚えている事が多かったんで、わりとレポが書けました。
細かいツボはまだありまして、例えば、最初のほうで品川庄司の折れ線グラフが出てきましたが、それを「折り線」と読んでしまった品川さんに、しばらく「折り線って･･･」とツッコミながら大ウケしていた雨上がり２人とか、「庄司さんのカンペに、自分の名前までフリガナをつけられた」という話の中では、「もしかしたら、庄司を、「しょうつかさ」って読んでしまうかもしれないもんね。」と言った宮迫さんとか。
あとは、品川さんが、結構客席を見ながらお話してくれたのが、なんとなくうれしかったり。蛍原さんは、いつも客席の方を見ながら、お話はしてくれるんですけども。・・・おかげで、品川さんと結構目があったような気がしました（爆）。
それにしても。あのアンタッチャブルの勢いは、本当にすごかったです。さすが、昨年のM-1王者って感じでした。お話もおもしろかったし、大満足の収録でした。