『アメトーク』観覧レポ
（2005.9.8収録、2005.9.26ＯＡ）
ゲスト・・・金八マニア
（松村邦洋さん、FUJIWARA･原西孝幸さん、ビビる大木さん、ホリさん）
いつものように、雨上がりさん中心の（笑）ツボ集です。どうぞ。
オープニングトーク
入ってくるなり蛍原さん、「１２時過ぎですよ」。・・・関東でのOAが深夜１２時代なので、多分そう言ったと思うのですが、なぜにいきなり（笑）。すると宮迫さん、「いつもは昼とか夕方だけど、今日の収録はいい時間ですよね。」蛍「まぁ、８時くらいですからね。でも、１２時過ぎですよ。」宮「客席にテーブルとお酒置いてあげて、１杯やりながら見せてあげたらいいのに。」・・・それもいいなぁと思いましたけど、未成年の人はどうするんだよ（笑）。
さて。先日、息子の陸くんと青山に出かけた宮迫さん。ブラブラしていたところ、PUMAのお店を見つけ、入ったそうな。ただ、そこが、結構「おしゃれ系」というか、ちょっと高級感漂うお店だったそうで、服とかも高そうなお店だったそうです。
まぁでもいいや、と中に入り商品を眺めていると、スニーカーを発見。マラソン選手が履くような、薄っぺらいそのスニーカーの値段を見ると、15,000円。宮「そんなスニーカーが15,000円って、さすが「デザインPUMA」やなと思って。」蛍「「デザインPUMA」って。「デザインパーマ」みたいに言うな（笑）。」
さらに眺めていると、宮迫さんの好みにストライクのスニーカーを発見。しばらく見て気に入ったため、「これを買おう」と決心。
で、宮迫さん、値札を見ずにこのスニーカーの値段を検討。「さっきのスニーカーが15,000円でしょ・・・さっきのよりも皮とか厚いし・・・まぁ、30,000円あれば買えるやろ」とレジへ持っていくと、言われた値段が「60,000円です。」
予想外の値段にぶっ飛ぶ宮迫さん。しかし、レジに持っていってしまったし、そこで「やっぱやめます」となると、「値段を知らずに持って行き、高いとわかってやめたんだ」というようなことを、後で店員さんにバカにされるんじゃないか、と思った宮迫さん。そのまま「値段、知ってましたよ」みたいな顔をして平然と、でも心の中では泣く泣く（笑）、その60,000円のスニーカーをご購入。
その後、陸くんと食事をする予定だったのですが、その予定外の出費のため、お財布がほぼ空になってしまった宮迫さん。銀行でお金を下ろそうと思ったのだけど、まず銀行の窓口は閉まってる時間だったので、ATMを探す。しかし、近くにあった銀行のATMは工事中で使えず。
結局、お金を下ろすことが出来ず、そのまま家に帰ったんだそう。
陸くんと焼肉を食べて帰る予定だったそうで、隣で「パパ、焼肉は？」とせがむ陸くんに、「ゴメン。金がない」という言い訳が辛かったそうです（笑）。
「でも、レジへ持って行ってから、自分の思っていた値段より高かったときに、「これやめます」って言える？」と蛍原さんに聞いた宮迫さん。蛍原さんは、「そうですか」ってやめれるみたいですが、宮迫さんは、さっき書いたような理由（影で店員にバカにされそう、と思ってしまう）で、やめられないんだそうです。宮「まぁ、変な「芸能人のプライド」なのかもしれないけどね」。
「うんちく」その他
「金八うんちく」の中で、OAではカットになっていて覚えているものを。
・『ソーラン節』では、毎回生徒同士の攻防が繰り広げられる。
「ソーラン節」は生徒役の出演者さんが、本当に一生懸命練習されるんだそうです。で、どういう「攻防」なのかというと、一番前で踊れるかどうか。踊りの上手い人は前で踊れる、ということで、やはり、出演するからには目立ちたい、と余計に一生懸命になるんだそう。
立ち位置が１番前だったある生徒さんが、直前で後ろにされてしまった、ということがあったそうで、その時、その生徒さんが号泣した、というエピソードもあったそうです。
・最初は乗り気ではなかったスタッフが・・・
初めにこの『金八先生』に携わったスタッフさん。「どうせよくある学園ドラマだろうから、適当にやってればいいや」みたいな感じでいたのが、始まってしばらくして、「今オレさぁ、『金八』にかかわってるんだよね」と自慢げに話すようになった、という。それだけ、『金八先生』はすごかった、というエピソード。
ちなみに、このエピソード、2つともビビる大木さんからのうんちくでした。
「テレビマニア」な松村さん
『金八先生』とは関係ないところで、雑誌（「アクションカメラ」）の宣伝の再現をされてましたが、このほかにも、いろんな番組の「再現」を見せてくれていました。・・・まぁ、松村さんとは「世代」が違うので、再現されてもいまいちピンとは来なかったんですけども（笑）。
ある話の流れで、『スクール・ウォーズ』の話になりまして、その中のシーンもかなり細かく再現されたんですね。その時に、宮迫さんがツッこんだのが、「『金八マニア』というよりも『テレビマニア』だよね」。
松村さん曰く、「友達がいなくて、テレビがお友達みたいなもんで、１日中テレビを見てたから」だそうですが（笑）。何か話題を振ると、すぐそのシーンを再現したりしていて、本当にテレビに詳しいんだなぁって驚きました。『金八先生』の話の中でも、特に「歴代生徒」のくだりでは、いちいち印象的なシーンを再現していたりしてました。
そして、そのたびに、蛍原＆マニアさんは「そうそうそう！！」と感心していたのでした。
「金八」の由来に・・・・
「歴代生徒」のくだりの中で、「坂本金八」という役名の「金八」は、このドラマが「金曜日の8時から始まるからだ」という理由を聞いて、「そんなに安易な理由なの？」と驚いた宮迫さん。当然、マニアの4人からは、「そんなこと知ってて当然」というツッコミを受けたわけですが、私も知らなくてビックリしました。・・・・だから、世代じゃないんで、そういう細かいことは知らないないわけで・・・。
やっぱり「名コンビ」
本当に、細かい話になると「全然わからない」とつまらなそうにしていた宮迫さん。そこで、手に持っていた指し棒で遊んでいたわけですが。
蛍原さんは、マニアさんたちの話に夢中ですから、そちらの方を向いているわけですが、客席は、その遊び始めた宮迫さんを発見して、笑うんですよね。
すると、蛍原さんはその空気を察知するのか、チラッと宮迫さんのほうを見る。でも、そこではあえてツッこまずに、話の流れが切れたところとか、適当なところで「お前なぁ！」とツッこむ。
このタイミングが本当に絶妙で。「さすが」と思ってしまいました。
ちなみに宮迫さん、1回目に指し棒の先を取ったときに、「ここ、ボールペンみたいになってるんだ」という発見をしていました（笑）。
やっぱり全然わからない
宮迫さん以外のメンバーが「卒業式」の準備のために裏にはけたとき。
1人スタジオに残った宮迫さんは、そばにいたスタッフさんに、「もう、金八はホンマに全っ然わからへん」とおっしゃってまして。宮迫さんとお話していたスタッフさんも、「僕もわかりません」みたいな感じでお話していました。
マイクはオフになっていたので、細かい話の内容はわからなかったのですが、宮迫さんは別の番組だったらわかるんだけど、みたいな話の流れになったようで、そのスタッフさんも「それなら僕もわかります」みたいな感じで、かなり長い間（というか、準備に時間がかかってたからなんですけど）盛り上がっていました。
カンペの裏側
最後の歌のところ。
宮迫さんも暴露されていましたが、実は2曲とも歌詞のカンペが出ていました。
で、大きな模造紙に歌詞が書いてあったんですけども、客席からは裏から文字が透けて見えてたんですね。
で、カンペを裏から見ていると、歌詞の上のところに名前が書いてあるのを発見。で、私の位置から見えたのが、ある歌詞部分の上にあった「蛍原」の文字。前後にも、「松村」とか「大木」とか書いてあったので、「あぁ、この部分をソロで歌うんだなぁ」と。
最初は全員の歌ではじまりまして、その部分にきたら蛍原さんのソロが聞けるのか、と期待していたら・・・結局最後まで全員で歌いまして。
だから、表から見たら、その部分は（というか名前部分は全部）、上から紙を張ったりなんかして消してあったんだと思うんですけどね。裏からはその消してあったのはわからなかったので、直前まで「蛍原さんのソロ・・・！」と期待して待ってしまいました（笑）。
さらにちなみに。『贈る言葉』が終わる直前、『贈る〜』のカンペの横に、同じような紙を持ったスタッフがスタンバイ。「？」と思っていると、次の曲が始まったとたんにその紙を広げまして。つまり、2曲目である『人として』のカンペだったわけですが、宮迫さんと同じように、「もう１曲歌うんかい！」と心の中でツッこんでました（笑）。
歌いきってるんです
そしてその『人として』ですが、実は、最後まで歌いきってるんです。・・・もちろん、1番だけでしたけど。
宮迫さんが「お先に失礼します」とスタジオから去った後も、（当然）歌い続ける4人。
その様子を、去ったはずの宮迫さんが袖からのぞいていまして。「楽しそうやなぁ・・・・・」とつぶやいておりました。
歌い終わった後、最後に全員（−宮迫）で、「3年B組〜〜！」「金八先せ〜〜〜い！（←ここは客も一緒に・笑）」とやって、「イェ〜〜〜イ！」とか言いながら、袖からはけていって、というのが収録の終わり。
袖のほうをずっと追っていたら、歌の様子を見ていた宮迫さんと5人が合流しまして。「いやぁ〜〜楽しかった〜〜！」という5人と、「つまらん！」的な様子の宮迫さんがゴチャゴチャと固まりながらスタジオの外に去っていきました。
オマケ
「金八マニア」の収録が、↑のような終わり方だったんで、ある意味中途半端な感じで終わってしまったんですね。いつもは、スタッフさんが、「雨上がり決死隊のお2人でした〜〜」と送り出し、その時に、お2人が「ありがとうございました！」と客席に挨拶して収録終了、という流れなのですが、今回はそれがなかったもので。
すると、「この後、もう少し収録がありますんで、もう少しお待ちください」というスタッフさんの声。
以前、同じように客が残されたとき、蛍原さんのフリップをめくる部分だけを撮り直し、ということがありまして、今回もそういうのかな？と思っていたら、しばらくしてまたスーツに着替えた蛍原さんと宮迫さんと、雨上がりさんが2人とも出てきまして。
何の収録なんだろう？と思っていると、スタンバイをした宮迫さんにディレクターさんがなにやら耳打ち。ディレクターさんは客席に完全に背を向けて宮迫さんに話をしていたので、何を話していたのかはわからず。うなずく宮迫さん。
結局、関東ではこの週の次の週にOAになった、『若手芸人名作トーク集』の振りの部分の収録だったわけですが、一生懸命カンペを読んでいる蛍原さんの横で、「アイーン」ってやってみたり、ずっとコチャコチャとなにやらやっていた宮迫さんが面白かったのでした。
・・・っていうか、ディレクターさんの指示ってこれだったのか？みたいな（笑）。『金八マニア』の収録の合間にも、同じような感じで宮迫さんに耳打ちするディレクターさんの姿を何度か見たんですけども、何話してんのかなぁ、といつも気になります。・・・まぁ、番組進行に際しての確認事項とかだろうと思うので、あまり客に対して堂々と見せるものではないんだと思うんですけどね。
この収録の後、「雨上がり決死隊のお2人でした〜」となり、いつものように、「ありがとうございましたっ♪」と宮迫さんの例の振りつきの挨拶があって、本日の収録、終了となりました。
最後に
2ヶ月ぶりの観覧となったんですが、スタジオに入ってセットを眺めていて「あれ？」と思ったところが。
実は、「雨上がりさんやゲストの方が座っている床のデザインが変わった」ということに、皆さん、気づきました？いつの収録からかはわかりませんが（この前にも、これからOAになる回の収録があったはずだから）、OA的には、この日から新しいデザインに変わってるんです。
今までは、黒と白と黄色と青の4色の四角が並べられているだけの、ある意味シンプルなデザインだったのですが、私が観覧に行ったときからは、それが「絵」になっていました。パステルカラーが基調で、印象に残っている（というか、一番前にあったのでよく覚えている）のが、「ひまわり」。全体的にかわいらしい雰囲気の絵になっていまして、それが一番ビックリしたことかな。
オープニング等では、「今日からセットが変わった」というお話はなかったので、セット自体はこれより前に変わってて、「今日からセットが変わりました」みたいな振りの部分がある回がOAになってから、今回の『マニア芸人』のOAかな、と思っていたので、それがないうちに自分が観覧に行った回がOAになって、ちょっと驚いたんですけどね。
収録は。ぶっちゃけ私も、『金八先生』は宮迫さんと一緒で、1時間ちゃんと見たことがないので、ついていけない話が多かったかなぁ。ただ、間をちょこっと見ていたり、「昔のテレビ番組を振り返る」みたいな番組とかで見たことがあったので、沖田浩之さんが学ランの下に赤いTシャツを着ていた、とかいうのは知っていたりします（笑）。
蛍原さんやゲストの方が「世代」である、『金八先生』の第１シリーズの頃は私はまだ3歳だったし、第2シリーズの時は4歳だったんで、その辺の話でよく盛り上がってましたけど、それはさすがにわからないな、と。
観客の中にも、第1シリーズから見ていた、という人はやはり少なくて（収録初めの方に、雨上がりさんが客席に問いかけた）、若い子が多かったんで、上戸彩さんが出てきた第6シリーズとか、最近の第7シリーズあたりを見ている人が多かったみたいですけどね。・・・私は、それも見てませんでしたけど（爆）。
まぁ、そんなわけで、ガッツリ話についていけたか、というとそうではなかったわけですが、宮迫さんほどわからない訳ではなかったんで、それなりに面白かったです、というか、逆にガッツリ食いつけなかった分、「雨上がりさんウォッチング」に時間をかけていたという、あまりいい観客ではなかったような気がします（笑）。