Don Doko Don 山口さん「月極報告会」レポ　その２

　２００３年１１月２６日。銀座ソニービル８階「SOMIDOホール」にて、３回目となる山口さんの単独ライブが行われました。
　今回は、先行発売でチケットを手に入れることができまして。これで、３回中３回目の参加という今のところ「皆勤賞」というわけです（笑）。

　今回、今までと違うところは「桟敷席といす席」がある、というところ。で、初めての会場なので、どの辺が見やすい、とかいうのがわからなかったので、ちょっとドキドキでした。
　今回の「整理番号」は、前回、前々回のちょうど真ん中くらい。この数字もまた微妙要素のひとつで。「だから、どの辺に座れるんだろう」って。まず、何人はいるのか、というのもわからなかったし、桟敷席がどのくらいまであって、いす席はどのくらい後ろから始まるんだろうとか。とにかく、行ってみないとどの辺に座れるのか、っていうのがわからなかったんです。

　で、開場時間になり、入場開始。
　結構人がいた（ように感じた）ので、「ちょっとこれは前のほうは無理かな」と不安になりながら入り。入ったらもう椅子のほうに人が結構いたんで、「あぁ、もうやっぱり前のほうは無理なんだ」と思いながらも、一緒に行った人と「とりあえず前のほうに行ってみよう」と前のほうに行ったら・・・あら。結構空いてる。
　で、桟敷席、前から２列目をゲット。舞台近すぎ。・・・というか、１番前の人がもう舞台ギリギリにいたので、２列目もそう遠くはなかったという。

　そして開演時間。
　舞台向かって右側に座っていたため、左側の袖が丸見えな状態で。カーテンが一瞬「ひらっ」とめくれたとき、「出てくるのか！？」ちょっと興奮したんですが、ただスタッフが通っただけ（笑）。
　２度目の「ひらっ」で登場。
　うおー。近いー。そしてデカイ（笑）。興奮。
　本題（前回と一緒の形式）にはいる前にさわりでちょっとしゃべってくれるんですが、その時になんと、ぐっさんと目が合いました（涙）。というか、こっちを見ながら話してくれたんです。こっちを見た、というか、ぐっさん的には「お客さんの顔を見ただけ」なんでしょうけど。そのときは、普通に人の話を聞く感じで「うんうん」と聞いていたんですが、後になってよく考えたら、これって結構貴重な経験なんじゃ、とか思ったら、家に着いたら興奮してきた、という（笑）。
　ま、前のほうの席の特権ですね。というより、３回目にして始めて「目が合う」という経験ができたので、それだけでもう満足、というか、内容飛んでます（爆）。

　さて。先ほども書きましたが、前回同様、フリップを使って「ぐっさん報告会」から開始。
　しかし、前回と違って、近い、という興奮があるため、あんまり覚えてないかも（汗）。
とりあえず覚えているのだけ。少しずつ。

中華？料理店

　ぐっさんの地元の中華料理屋さんに入ったときの話。
　入ったら、店員さんが、中国なまりっぽい言い方で、「いらっしゃませ。どぞ」とか言ったので、「あ、向こうの人なんや」と思ったぐっさん。・・・よく中華料理屋さんに行くといらっしゃいますよね。「現地の人なんだね」っていう店員さん。
　で、その店員さんが注文を取り、裏に入った瞬間、ぐっさんが耳にしたもの。

「あ、そう？へぇ。あ、今日何時にあがるんだー」

やっとインターネット

　ついに、「機械オンチ」のぐっさんがインターネットをつないだそうです。
　理由は、この「月極報告会」のＨＰができる、ということで、それを自宅で見たい、と思ったからなんだそうで。
　一応、オープンが２８日だそうですが・・・できてますか？

ナイスノリツッコミ

　前の仕事が押して、火曜日いいとも（実はここで「水曜日」と言って、会場中から突っ込まれる、と言う出来事が・笑）に遅刻しそうになったので、タクシーの運転手さんに「スイマセン、アルタの７階（いいともを収録しているスタジオ）まで！」とあわてて言った所、運転手さん、「はい。アルタの７階ね。・・・・・・・ってタクシーじゃいけませんよ！」とお手本のような「ノリツッコミ」を返したそうで。
　・・・運転手さん、ナイス。

サウナのオッサン

　とあるサウナにお友達と行ったときのお話。
　洗い場みたいなところでお友達と隣同士で座っていたら、そこへ入ってきた一人の男性。
　洗い場は広くて、まだ空いている場所もたくさんあるのに、なぜかぐっさんの隣に座ったその人。あまり、そういうのが好きじゃないぐっさんは「なんだよ、まだたくさん空いてるのに」とちょっとムッとしたそうで。
　でも、この人がちょっと変わった人だった。
　メガネをかけていたそうなんですが、その人はなんと、メガネをはずすことなく、すべてのことをやったそうです。
　どういうことかというと。メガネをかけたまま頭を洗い、メガネをかけたまま顔を洗い・・・。もちろん、メガネの上から石鹸でごしごし。「メガネは顔の一部です（某メガネ店のＣＭ）」とはまさにこの人のことだ、と思うほど見事に一度もメガネをはずさなかったそうです。
　サウナから上がって脱衣場で。その人のことがどうしても気になっていたぐっさんはその人を観察していました。
　そうしたら。顔を拭くときもメガネをはずさず。ああいう所って、メガネ曇るんですけど（体験者）、その曇ったメガネを拭くときもメガネをはずさなかった。
じゃあ、どうやって拭いたのかというと、メガネと目の間に隙間ができるんですけど、そこにタオルを通して、シュッと動かして拭いてたそうで（←って伝わってます？・汗）。その時にちょっとメガネがずれたんですけど、それをあわてて直したそうで。
　・・・コンタクトしたままお風呂に入る、ならわかるけど、メガネしたまま、入らなくても・・・というお話でした。
　ま、目が悪いとメガネしないと見えないから、っていうのはわかるけど、メガネの上から顔洗わなくてもね・・・（笑）。

大阪のおっちゃん

　大阪には不思議な人が多い（笑）という話２題。
　あるお店で。お店のつくりは、真ん中が厨房で、その周りをカウンターが囲んでいる、という形で（これ、ちょっとした伏線になってますから覚えておいてくださいね）。ちょうどぐっさんの目の前に座ったおじさん。
　明らかに酔っ払っていて、隣の学生さん風な人に「兄ちゃん、ケンカしよか」と何度もしつこく話しかけていて。その人も「あぁ、もうやめてください」と明らかに迷惑顔。「つれない」と思ったそのおっちゃんは、今度は逆側の人に「ケンカしよか」。
　ついにそのおっちゃんにお店の店長が注意すると、逆切れして店を出て行きました。と、次の瞬間、ぐっさんは見てしまいました。そして、気づいていない店長にこう叫びました。

あのおっちゃん、鉢パクってるで！！！

　お店の外においてあった観葉植物みたいな鉢をそのおっちゃんは持っていこうとしていたそうで。
　それを見た店長。「あ〜〜〜のやろう。またやりやがって〜〜！」と叫ぶな否や、カウンターを軽快に「ポーン」と乗り越え、そのおっちゃんを追っかけました。
　すぐ「御用」になったそのおっちゃん。店長に襟首をつかまれながら「なんでや！なんでや！」とまだ抵抗していたそうです。
　それにしても、まるで漫画のように後ろの襟首をつかまれ、引きずられていたそうですよ。そのおっちゃん。

　もう１つ。
　ある交差点で。ロケか何かで、車で移動中、信号待ちをしていたぐっさんたち。何気なく見ていたら、携帯電話で電話しているような人を発見。
　・・・でも、何かがおかしい。なんだか「おかしい雰囲気」が漂ってはいたそうで。
　で、遠目ではわからなかったのですが、信号が青になり、その人の前を車で通り過ぎようとしたとき、その「何か」がわかりました。

パ、パン・・・・・？

　なんとその人、パンを耳に当て、あたかも携帯で話しているようにしていたそうです。
　その前を通り過ぎる瞬間、運転手さんまでが「あれ、パンですよねぇ」と思わず振り返った、というお話でした。
　「その人にしか聞こえない、何かが聞こえるんでしょうね。・・・でもずっと圏外だと思いますけど」。

ちょっとした「なんで？」

　コンビニのおにぎりの海苔を手順どおりに取っているのにちょっと残るのはなんで？とか、ぐっさんが感じたささいな「なんで？」を教えてくれたんですが、その中でも１番面白かったのが（というかこれしか印象に残ってない・笑）、連載を持っている「Ｃａｗａｉｉ（かわいい）」という雑誌の「台湾版」で、起きた事件。
　連載記事中、なんと、「山口」という文字が全て「小口」になっていた、という。
　本当に、１０箇所くらいある、「山口」という文字であるべきところが「小口」。唯一「山口」だったのが、ぐっさんのプロフィール欄。そこだけあっていて、後は全て「小口」。しかし、合っているところ、文字小っちゃ（笑）。
　吉本にいる、台湾から来ているスタッフに、「台湾では、「山口」は「小口」になるのか」と聞いたところ、「そんなことはない」という返事だったそうで（そりゃそうだ・笑）。
　この中で実は、２回目の「報告会」のお知らせも「ＮＥＷＳ」として乗っていたのですが、そのタイトルも「小口先生ＮＥＷＳ」。
　何から何まで「小口」。「こういうのって、ちゃんとチェックしなきゃいけませんね」。

ワニ大発生

　今年（来年か）も「最低点目指してます（笑）」ということで、かくし芸に参加することになったワンナイチーム。
　演目は、今年話題になった「ウォーターボーイズ」のパクリ。
　というわけで、プールでその練習をしていたワンナイメンバー。
　と不意に宮迫さんが、「なぁ、ワニしよ。ワニ」と言い出し、この「遊び」がスタート。
　「ワニ」とは、「目の上半分が水上、下半分が水中、という状態でプールの中を歩く」というもの。水中眼鏡をしているので、「目の半分を水中」とかいう状態が可能なわけですが、これが意外と面白かったそうで。全員がワニになりきってずっとやっていたそうです。陸上（プールサイド）を歩くときも「ワニだから」と四つんばいで。・・・そこまでワニになりきらなくてもいいと思いますけど（笑）。
　突然、川田ワニに噛まれた山口ワニ。「ワニがワニ食ってどうすんねん」「いや、共食い」とかわけのわからないことになってみたり、ワニが天敵である小動物役をスタッフにやらせて、川（プール）の中から動物を襲ってみたり。その動物役のスタッフさんも、「ワニが来る」ってわかってるのに、「ぐわっ」と襲われると、思わず「うわっ！！」と叫んでしまい、そのさまがまた面白かった、とか。
　・・・その光景を思い浮かべて、「仲間に入りたい」と思ってしまった私。
　それにしても、何でも「遊び」にしてしまって、それを本当に楽しんでいるワンナイメンバーって、すごいというか、うらやましいなぁって思ってしまいました。

　他にもいろんな話がありましたが、やはり（前回同様）覚えてなかったり、膨大だったりするので割愛。

　あ、ひとつ。どこのくだりで話したのか忘れてしまったのですが、印象に残っているのでちょっとだけ。
　「デスクトップパソコン」と「ノートパソコン」の違いもわからない、という状態で、友達２人と「パソコン買いに行こう」となったとき。どのお店に入っていいのかもわからないので（秋葉原に行けばいい、ということだけはわかって、そこにいったようですが）、とりあえず「パソコン」と書いてあるお店に入った２人。
　そこで、店員さんに「ちょっと聞きたいんですけど」と言ったら、「ちょっとお待ちください」と、別の店員を呼びに行ったそうで。「？」となっている２人の元へやってきたのは、なんとパキスタン人の店員。
　彼は、要は「外国人のお客さんのための店員」だったようで、つまり２人は外国人と間違われた、ということ。片言の日本語で説明を始めたのですが、肝心なところが流暢な英語になってしまい、「全然わからへんかった」。
　その中で、ぐっさんがかなりの「四角フェチ」ということを知り。パソコンの四角の部分を触ってるだけで満足なんだそうです。ずーーーっと触ってるだけ。・・・ちょっと怪しいお客さん（笑）。
　そのほかにもルービックキューブとか、だからカバンは絶対四角が崩れない「トランク」にしてるとか。その辺はよくわからなかったけど、お道具箱はキッチリ物がはまってないとイヤなタイプ、というのは一致しました。・・・ええ。几帳面です。私。
　同じ大きさのものはそろってないといや。なんか、そういう「箱」に隙間があると「惜しい！」っていう気分になります。・・・大きさがばらばらで、しっかり「箱」に収まらないと、今の私の机の引き出しのように、どこに何があるかわからないくらいグチャグチャになります。ってダメじゃん、私（笑）。

　ずっと「体育すわり」だったので、最後のほうはちょっと疲れてしまったけれど、でもやっぱり「生ぐっさん」はいいなぁ。と思った３回目でした。

もどる